やる事が多過ぎる悩み
弟子:沢山割り込みの仕事が多く発生し、忙しくなって無理です。
仙人:優先順位を考えて、今やるべきこと・後でやるべき事を分けておるのか?
弟子:そんな時間も無く、急いでやる事も多いので無理です。
仙人:自分のタスクを客観的に把握する必要がある。
弟子:タスクは整理しています。でも多過ぎて、どうしたら良いか分かりません。
仙人:どうしたら良いかを自分で考えたのか?
弟子:忙しくて、考える時間がありません。
仙人:活~!。自分でどうしたら良いかを少しも考えないから、この様な状態になっておるのだ!
弟子:ええ~!
考えていない事が根本原因
仙人:どう解決したら良いかを自分で考えていないのが根本原因なのじゃ!
弟子:考える時間が無いんです。
仙人:考え無しには何も変わらんぞ。どう調整すれば改善に向かうのかを考えるのじゃ!
弟子:だって、忙しすぎて考える時間が無いんです。
仙人:考える時間を取っていないから、この様な混乱状況を招いているのだぞ。時間が無いと焦れば焦る程、悪循環で制御不能になっておるのではないか?
弟子:確かに、考えていない事で悪循環になっている様な気はします。
仙人:一旦、焦る気持ちを抑えて、少しでも考える時間を取って、どう調整したら混乱を改善できるか考える事を加えるのじゃ。
弟子:でも考えても進まないです。どうしたら良いと言うのですか?
仙人:時間は誰にでも限られておる。何でも出来る人はおらんのじゃ。限られた時間の中で、今の自分に出来る最善の行動を決めて、決めた通りに行動する事を繰り返す事じゃ。
弟子:難しいな~
仙人:そう簡単に全て解決する訳では無く、訓練も必要じゃな。だが、その様にやるしかないのだ。仕事が出来る人は、皆が考えて行動しておるのじゃぞ!
弟子:そうなんですね。自分も少しづつ考えて行動するようにして行きます。
具体例
どうしようか悩んでいる時間が多くても、行動しないと何も進まないです。
先ずは限られた時間で、やる事を決めて行動する事が必要です。
ただし、適当に決めると洗練されないので、短時間でも自分の頭で考えて、最善策の結論を出して行動に移す事が大事です。
<仕事のできる人の特徴>
- 多忙な中、限られた時間の中で、自分で考えて最適な結論を出す。
- 普段から考えているため、考えるスピードが速く思考も深い
- 悩む時間が少なく、考える時間を多くとる
まとめ
いつも忙しくて不満を抱えるリーダーが、思考停止となってタスクが溢れている状態になっていました。
そんなエピソードを元にしており、私も経験がありました。
限られた時間の中で、その時の自分の最善案を考えるという訓練をする事で、プレッシャーの掛かった状況でも、自分を見失わずにベストなパフォーマンスを発揮できるように近づくのではないかと思います。
コメント